Enjoy Simple English 2022/11/10 The Peddler of Swaffham ~Folklore from England~
Enjoy Simple English 2022/11/10 The Peddler of Swaffham ~Folklore from England~
ロンドン橋 ~イギリスの昔話~
Folklore and Fairy Tales….. 世界の昔話・童話
2022/5/19 再放送
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peddler 行商人
Swaffham スワファム(イングランド東部の町)
different 様々な
long ago むかし、ずっと以前に
Norfolk ノーフォーク(イングランド東部の州)
oak tree オーク(なら) の木
a small house with a big oak オーク(なら) の木のある小さな家
until 文 〜まで
wait for -, 〜を待つ
it takes many days to -, 〜するのに何日もかかる
decide(d) to go 行くことに決めた
got (get) to -, 〜に着く
busy (場所が)にぎやかな、人や車が多い
pass (時が)たつ
all the way to -, はるばる〜まで
because of -, 〜のせいで、ため
like that そのような
wise 賢い
dig 掘る
for himself 彼自身のため
church 教会
statue 像、彫像
remember 覚えておく、思い出す
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遠い昔、 イギリスのノーフォーク郡にあるスワファムと呼ばれる小さな村に、ジョンという名の貧しい男が暮らしていました。 毎日、 彼と彼の犬は様々な場所へ向かい、 様々な物を売っていました。彼の暮らしは簡単ではありませんでしたが、彼は妻と子供達と幸せに暮らしていました。彼らは庭に大きな楢(なら)の木がある小さな家に暮らしていました。
ある夜、夢の中で、彼はある声を聞きました。 「ロンドン橋へ向かえ。そこで良いニュースを待て。」
ジョンは彼女の妻に彼の夢のことを話しました。「私はとても不思議な夢を見た。 誰かが私にロンドン橋に行け、そして良いニュースを待て。 と言ったのだ。 たぶん私は行くべきだ。」
妻は言いました。 「しかし、そこまで行くのに何日もかかります。 それに、私達はお金がないで、あなたは外で寝ないとならないかもしれません。」
「大丈夫だ、 私はその夢のことは忘れよう。」そしてジョンは仕事に向かいました。 しかし、その次、そのまた次の日、ジョンは同じ夢を見ました。とうとう、 彼は行くことを決心しました。「私は夢が私に言った事をやってみるつもりだ。」彼と彼の犬がロンドン橋に着いた時、 ジョンはそこがあまりにも混雑していることに驚きました。 たくさんの店が橋に沿って存在し、 たくさんの人々がいました。 しかしジョンは夢が彼に行うように告げたことを実行しました。 彼は立ち、 良いニュースを待ちました。
1日が過ぎ、 ジョンは良いことを聞くことは有りませんでした。 もう1日が過ぎ、 何も起こりませんでした。3日目、店の商人がジョンに話しかけました。 「ここでお前は何をしているんだい?」 ジョンは彼に彼の夢のことについて話しました。 店の商人はその哀れな男のことを可哀想に思いました。 「ある夢のためにお前は、はるばるロンドン橋まできたのかい? おまえのための物は、ここには何もないぞ。 それにたくさんの人々がそのような夢を見ているもんだ。 俺だってそうだ。」
ジョンは驚いて尋ねました。 「どういう意味ですか、旦那様?」 店の商人は言いました。「俺はノーフォークのスワファムにある小さな家の大きな楢(なら)の木の下に、宝の箱を見つけるだろうという夢を見たよ。俺はスワファムが何処にあるかさえ知らないよ。 俺はそれが単なる夢だということは知っている。 わざわざそこへ向かおうとしないのが賢明なんだ。 だから、 おまえも家に帰れ。 家に戻り一所懸命に働きなさい。」
ジョンはこれを聞いて本当に驚きましたが、 彼は店の商人にお礼を言い、彼の犬と一緒に家に急ぎました。
家で、 彼は妻に店の商人の夢のことについて全てを話しました。 「これが良いニュースに違いない。 楢(なら)の木の下を掘ろう。」 そして彼らはその木の下を犬と一緒に掘りました。 それは本当のことでした。 彼らは宝の箱を見つけ、 大変に裕福になりました。しかし、ジョンは彼のためにそのお金を貯めませんでした。 彼は彼の村に教会を建てる援助をしました。 彼は皆に親切でした。 そして彼が亡くなった際、 村の人々は彼を覚えておくために、彼と彼の犬の像を建てました。