Enjoy Simple English 24/4/10(水)Correction Tape 修正テープ10/9


ブログ記事の抜粋
Enjoy Simple English 24/4/10(水)Correction Tape 修正テープ10/9
How’s it going?
Japan’s Top Inventions
世界に誇るメイド・イン・ジャパン


correction tape
修正テープ
find out -, ~を知る・見つけ出す
in addition そのうえ、さらに
back then 当時は
correct ~を訂正する 修正する
correction liquid
修正液
smooth
なめらかな、平坦な
development
開発
come up with –
〜を思いつく
underneath
下の
surprisingly
驚いたことに
inspiration
インスピレーション、 ひらめき
press
~を押しつける・貼りつける
stay
とどまる
length
長さ
work with –
~を扱う
audio cassette tape
オーディオカセットテープ
reel
(糸やテープなどを巻く) 巻き枠、リール
complete
完成した
roll
~を転がす
smoothly

ペンで字を書くときに間違えたら、白い修正テープを使うかもしれない。しかし、これが日本で発明されたことをご存知だろうか?
今日は、この便利な発明について詳しく調べてみよう。
今日のお話は1980年代初頭に始まる。大阪の消しゴム会社が、少子化で消しゴムが売れなくなることに気づいた。さらに、人々はコンピューターを使うようになっていた。そこで、新しい商品が必要になった。
当時、間違いを直すには白い修正液がよく使われていた。しかし、この修正液は乾くのに時間がかかり、乾いた後も必ずしも滑らかではなかった。そのため、重ね書きがしにくかったのだ。何度も話し合った末に、開発チームが思いついたのが、間違いを修正するための白いテープだった。すぐにサンプルを作ったが、問題があった。
同社で働く別所直也は、このテープを開発する際に聞いた話をこう語る。
「テープが薄すぎると、下に書いた文字が見えてしまう。テープが薄すぎると、下に書いた文字が見えてしまう。
チームはこの問題を解決する方法を探した。意外にも、彼らは主力製品である消しゴムからヒントを得た。消しゴムの一部には黒い文字が印刷されていた。黒文字はまず透明なテープに印刷された。そして、そのテープを消しゴムに押し付けた。すると黒い文字が残った。もしかしたら、この技術が使えるかもしれない」。
すぐに、チームは片面が透明で裏面が白いテープを作った。テープを紙に押し付けると、白い部分が残った。これでミスは隠された。
うまくいったが、もうひとつ問題があった。長すぎると作業がしにくいのだ。この問題を解決するため、チームはオーディオ・カセットテープに注目した。カセットテープの内部には2つのリールがある。テープは一方のリールから外れ、もう一方のリールに巻き取られる。同社は修正テープにも同じシステムを採用した。
そして1989年、いくつかの問題を解決して、ようやく修正テープは完成した。しかし、これで人気が出るのだろうか?
そこで、大阪駅に出かけて行って、試乗してもらった。ほとんどの人は素通りしたが、一人のビジネスマンが足を止めた。その人は、紙の上にテープを巻いた。文字が消えた。そして、ペンでテープの上にさらさらと書いた。別所は言う、
「テープを使えば、間違いを直すのは簡単だし、すぐに書き直せる。それが人々に感動を与えた。”
やがて、この新しい修正テープのことを知る人が増え、日本のオフィスでも使われるようになった。その後、この製品は世界中に広まった。
修正テープは、間違いを素早く簡単に直すことができ、今日でも人気がある。

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