ニュースで学ぶ現代英語 23/9/1(金)フェデラーさん NYでテニス教室


ブログ記事より抜粋
ニュースで学ぶ現代英語 23/9/1(金)フェデラーさん NYでテニス教室
フェデラーさんがコートに戻る
Roger Federer returns to the court
2023年8月5日のニュース

legend「伝説」 ここでは「偉大な人物、(ある分野の)巨匠、(ある分野で)語り継がれるような業績を残した人、レジェンド」
a baseball legend「野球界の伝説的な人物」、a jazz legend「ジャズの伝説的な人物」のように使います。
テニスの Grand Slam「グランドスラム」は、(The Championships,) Wimbledon「ウィンブルドン選手権」、Australian Open「全豪オープン」、French Open「全仏オープン」、U.S. Open「全米オープン」の四大大会の総称、四大大会全てで優勝することを指す場合も。
to one’s name「自身のもの(所有や実績)として」
retired last year with … to his nameは「~を彼の業績として持って、去年引退した」、あるいは「~(優勝)が彼の名前・名声(へ結びつけられた状態)と共に去年引退した」
他にも例えば、She has several prize-winning paintings to her name.
「彼女には賞を取った絵画がいくつもある」
The entrepreneur has more than 50 patents to his name.
「その起業家は自身のものとして50件以上の特許を持っている」
フェデラーさんはテニス男子の元世界王者です。四大大会の男子シングルスで20回の優勝を誇り、オリンピックでは2008年の北京大会の男子ダブルスで金メダル、2012年のロンドン大会の男子シングルスで銀メダルを獲得しています。
encourage「励ます、勇気づける、働きかける」
名詞 courage「勇気」に、「~の状態にする」を意味する接頭辞en-が付いた
encourage A to -, 「Aに~するよう奨励する、勇気づける、働きかける」
pursue「~を手に入れる(達成する、実現する)べく努力する、(努力して)~を追求する」
動詞 host 「主催する」
英語の young や youth は訳語に困ることがあります。日本語では小学生や中学生について「若い」や「若者」といった言葉をあまり使わないと思いますが、英語のyoungやyouthは比較的低い年齢まで含めて使う場合があります。
in collaboration with -, 「~と共同で、~とコラボして」です。カタカナでそのまま「コラボ、コラボレーション」として使われることも多いcollaboration「(複数の人や組織による)協力、協調」や「共同制作(作品)、共同研究、合作」
ミュージシャンなどが「コラボする」と言うことがありますが、英語では do a collab/collaboration
ちなみに、会社間の「協力」という場合は、通例 cooperation
動詞 splash 、第一義的には「(液体を何かに)はねかける」
例えば、He splashed his face with water.
「彼は水でバシャバシャと顔を洗った」
あたかもペンキをsplashしたかのように「明るい色で模様をつける、目立つように施す」といった意味で
「~に質問を投げかける」と言うときは、ask … a question や pose a question to …などが一般的ですが、ここではテニスの「サーブ」にかけて、serve up … questionsとしています。serve up「提示する、提供する」
質問に対する「答え」の方も、やはりテニスの「リターン(返球)」にかけて、return を使ってユーモアを出しています。他にも、野球などの用語を使った pitch a question「質問を投げかける」や field a question「質問をさばく」は、たびたび使われる口語表現です。
ちなみに、テニスに由来する慣用句には、the ball is in your court「ボールはあなたのコートにある」、つまり「あなたしだい、あなたが決める番だ」

wonder「疑問に思う、不思議に思う」後にhow (what、when、where、who)を続けて、「~かな?、~かしら?」というもっと軽いニュアンスで
例えば、I wonder who that woman is.「あの女性は誰かな?」
疑問文の形をしていませんが、聞き手はShe is my aunt.「私の叔母ですよ」のように答えることが期待されています。
また、wonder if/whether …の形を使って丁寧な疑問や依頼を表すこともできます。
I wonder if you could help me with this translation.「この翻訳を手伝っていただけますか?」

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