ニュースで学ぶ現代英語 23/10/4(水) クローン羊“ドリー” 生みの親が死去


ニュースで学ぶ現代英語 23/10/4(水) クローン羊“ドリー” 生みの親が死去
クローンの羊“ドリー” を作った科学者が亡くなる
Scientist who cloned Dolly the sheep dies
clone 完全なコピーを作る、クローンを作る
2023年9月12日のニュース

British「イギリスの、英国の」、「イギリス」Britain, the United Kingdom(the U.K.)
the world’s first -「世界初の~」
cloned sheep「クローンされた羊」
clone 、生物学の用語で「無性生殖させる、クローン化する、クローンを作る」
より一般的な意味では、「(そっくりそのまま)コピーする」として使うこともできます。
例えば、コンピューターの話題で clone a hard drive と言えば「ハードドライブを完全にコピーする、複製する」
sheep「羊」、単数でも複数でも形が変わりません。deer「鹿」も同じ
Ian Wilmut was 79.「イアン・ウィルムット博士は79歳でした」
のように亡くなった年齢を短く述べる文章は、obituary「訃報」の英文ニュースで必ずといって良いほど使われるものです。

ウィルムット博士は発生学や再生医療の研究者で、1996年、羊の体細胞から世界で初めてクローンの羊Dolly(ドリー)を誕生させました。(Dr. Wilmut is a researcher in embryology and regenerative medicine, and in 1996, he created the world’s first cloned sheep, Dolly, from sheep somatic cells.)

cell「細胞」 cellの基本的な意味は「分割された小部屋」、「(刑務所の)独房、監房」、「(表計算の)升目、セル」
adult sheep「大人の(成長した)羊」

cloning cloneの動名詞で、「クローン化すること、クローンを作ること」です。
raise hope「希望を高める、(人に)希望を抱かせる」、raiseは感情を表す名詞との相性が良い動詞で、他にも raise fears「不安をもたらす」、raise concern「懸念を起こす」
apply「応用する、適用する」、be applied to …「~に応用される」と受身形
treatment「治療」、「扱い、処遇」
incurable 、否定の接頭辞in-にcurable +「治療可能な」、「治療不可能な」
spark ここでのように目的語を取る他動詞として使う場合、「~に火をつける」、「(騒動や議論などを)引き起こす」
同じように「~に点火する、(騒動などを)を引き起こす」という使い方をする動詞には、ignite もあります。
ethical controversy「倫理的な論争」
最近は日本語でも「環境に優しい」や「浪費をしない」という意味合いで「エシカルな」という表現を見かけますが、英語の語義としては「倫理にかなった、道徳的な」
関連語のethics「倫理」で、corporate ethics「企業倫理」
human cloning「人間のクローンを作ること、人間のクローニング」
continue to -「~し続ける」 continueの後は、to doでも…ingでも、どちらの形も続けることができます。
study「研究する」
a way to -,「~する方法、やり方」
例えば、There are many ways to say the same thing.
「同じことを言うにもたくさんの言い方があります」
前のセンテンスには名詞のtreatment「治療」、ここでは動詞形のtreat「治療する、処置する」
give up「断念する、諦める」
after finding -「~ということが分かったあとに」
research into -「~の研究」
induced pluripotent stem cells「人工多能性幹細胞」で ここでの orは「つまり、すなわち」で、iPS cells「iPS細胞」
日本語でもカタカナで「ポテンシャル」と言いますが、名詞としての potential は「可能性、潜在能力」
socially acceptable「社会的に認められる、受け入れられる」
ethical controversy「倫理的な論争」

Q1). In what research did Wilmut find greater potential cloning technology than cloning technology?
That’s right. A1). The answer is ” iPS cells”.

Q2). What disease had Wilmut been diagnosed with five years ago?

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