ニュースで学ぶ現代英語 23/7/28 (金)トランスジェンダーのトイレ訴訟 最高裁判決


ブログ記事より抜粋
ニュースで学ぶ現代英語 23/7/28 (金)トランスジェンダーのトイレ訴訟 最高裁判決
最高裁によると、トランスジェンダーの女性へのトイレ制限は違法
Top court: Restroom restrictions for trans woman illegal
trans = transgender
2023年7月11日のニュース

ニュースの冒頭は、動詞を省略した印象的な表現となっています。
Next, (we go to) a landmark ruling for -.「次は~にとって画期的な判決の話題に移ります」
landmark「画期的な、重要な」という意味の形容詞、land「土地」+ mark「印」名詞として「(場所を特定するための地理的な)目印、目印になるような建造物」や「史跡」、比喩的に「画期的な出来事」という意味でも使われます。
ruling 司法による「判決、裁定」
LGBTQ「性的マイノリティーの人たち」を表す言葉の1つです。
lesbian「女性同性愛者」、gay「男性同性愛者」、bisexual「バイセクシャル、両性愛者」、transgender「トランスジェンダー:生まれたときの体の性が心の性と一致せず違和感を覚える人、生まれたときの法律的・社会的な性別とは異なる性別を生きる人」、queer / questioning「クィア:既存の性のカテゴリに当てはまらない性的マイノリティー全般、クエスチョニング:自身の性自認や性的志向が定まっていない状態にある人や自分の性の在り方をあえて決めない人」の各頭文字から成る単語、
多様な性的指向や性自認を含めた性的少数者の総称。
さらに包括的な表現として、LGBTQ+などが使われることもあります。
community「共同体、地域社会」で、ここでは共通の意識などを有する人々の集まりとしての「団体、集団、社会、仲間、コミュニティー」
the country「その国」は、日本
Supreme Court「最高裁判所、最高裁」
rule「判決を下す」動詞で、rule の後ろにはthatが省略されています。
restriction「制限、制約、規制、限定」
動詞形、restrict「制限する、制約する、規制する、限定する」
transgender「トランスジェンダーの」です。最近はこのニュースのタイトルにもあるように、transだけでも同じように使われることがあります。
例えば trans peopleなら「トランスジェンダーの人々」、trans issues なら「トランスジェンダーの人々に関する問題」
なお、transgenderのsの発音は「ズ」と濁ることもありますし、「ス」の場合もあります。
employee「従業員、雇われる人」です。ちなみにemployerなら「雇用主、雇う人」
legal「合法の、適法の」です。
illegal「違法の、不法の」
case「裁判、訴訟(事件)」
involve「関わる、含む」です。名詞形は、involvement「関与、包含」
worker「労働者、従業員」を広く指す言葉で、前のセンテンスに登場したemployeeの言い換え
Ministry of Economy, Trade and Industry 日本の「経済産業省、経産省」= METI
suit「訴訟」名詞で、file a suit「訴訟を起こす、提訴する」
動詞 ban「(法律や規則などによって)禁止する」 、ban A from …ing「Aが~することを禁止する」
(ここでは受け身形)
government office「官庁、役所」 、「職場」
動詞 find、find-found-foundと不規則に活用します。ここでの find「判決する、判決を下す」
例えば、find someone guilty「人を有罪と判決する」
district court「地方裁判所、地裁」、high courtは「高等裁判所、高裁」、Tokyo High Courtは「東京高等裁判所、東京高裁」、ちなみに家庭裁判所ならfamily court
those restrictions「それらの制限」、トイレの使用に関する具体的な制限
動詞 overturn「ひっくり返す、覆す」
that ruling「その判決」は、トイレの使用制限を違法とした地裁の判決

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