ニュースで学ぶ現代英語 23/9/11(月)福島第一原発 処理水の海洋放出


ブログ記事の抜粋
ニュースで学ぶ現代英語 23/9/11(月)福島第一原発 処理水の海洋放出
福島第一原発から処理水放出を開始
Treated water release from Fukushima Daiichi begins
2023年8月24日のニュース

東京電力の英語の社名が、Tokyo Electric Power Company
release「放出する」、releaseは固定されていたり閉じ込められていたりした物や人を解放する動作
目的語が hostage「人質」なら「釈放する」、video「映像」なら「公開する」、report「報告書」なら「公表する、発表する」、energy「エネルギー」なら「放出する」
dilute「薄める、希釈する」、「効力を弱める」 例えば
The effectiveness of the monetary policy has been diluted.「その金融政策の効果は弱められた」
reat「処理する」。高い濃度の放射性物質を含む汚染水をさまざまな設備で浄化し、トリチウム以外の放射性物質を取り除くための処理をしたものが treated water「処理水」
decommission「(原子力発電所を)廃炉にする、(艦船、戦車、航空機などを)退役させる」
comission 「任務」で、これにde-が付くと「任務がなくなる、任務を終える」といった意味になるので、ここでの decommission the plant 「原子力発電所を廃炉にする」
devastate「破壊する、荒廃させる」、「(人をひどく)落胆させる、(人の気持ちに大きな)打撃を与える」という意味でも
I was devastated. 「私はがっくりきた」
an earthquake and tsunami「ある地震と津波」は、具体的には12年前に起きた「東日本大震災」を指しています。
「東日本大震災」は、直訳のthe Great East Japan Earthquakeだと大地震(great earthquake)以外の災害が伝わらないため、海外向けの報道では、the 2011 earthquake, tsunami, and nuclear disaster「2011年の地震、津波、原発事故」のように訳されることもよくあります。
confirm「確認する」「完全に、共に」を意味する接頭辞 con- + firm「固める、安定させる」
operator「運営者、経営者」で、the plant’s operator「その(原子力)発電所の運営者」は東京電力
the plant’s operator confirmed (that) the water’s dilution.
dilute「薄める」の名詞形が、dilution「薄めること、希釈(すること)」
句動詞carry outは「実行する、行われる」です。
as planned「計画どおり、予定どおり」
if all goes as planned「もし全てが計画どおりに進めば」

Q1). What did Tokyo Electric Power Company analyze?
A1). The answer is “the concentration of tritium”

TEPCO = Tokyo Electric Power Company「東京電力」
analyze「分析する」、名詞形は analysis「分析」
concentration「集中」という意味もありますが、ここでは「(溶液の)濃度」
tritium「トリチウム」「三重水素」と呼ばれる放射性物質。
宇宙から飛んでくる宇宙線などによって自然界でも生成されるため、大気中の水蒸気や雨水、海水、それに水道水にも含まれ、私たちの体内にも微量のトリチウムが存在しています。
(Tritium is also produced in nature by cosmic rays flying from space, so it is found in water vapor in the atmosphere, rainwater, seawater, and even tap water, and small amounts of tritium also exist in our bodies.)
水素の仲間で、水の一部として存在しているため、水から分離して取り除くことが難しいのが特徴です。専門家は、濃度を管理できていればリスクは低い放射性物質との見解を示しています。
(It is a member of the hydrogen family and exists as part of water, so it is difficult to separate it from water and remove it. Experts have expressed the opinion that it is a radioactive substance that poses low risk as long as its concentration can be controlled.)
becquerel「ベクレル(Bq)」は放射線を出す能力を示す単位。
放射性物質を含む水や食べ物を飲んだり食べたりすることによる被ばくを防ぐために、安全基準の単位としても使われています。放射線を発見したフランスの物理学者Antoine Henri Becquerel(アントワーヌ・アンリ・ベクレル)に由来します。

It found the diluted water contained between 43 and 63 becquerels per liter. That’s far below Japan’s environmental release standards of 60,000 becquerels per liter.
それ(東京電力)は発見(検出)しました、その(処理され)薄められた水は含んでいたと、1リットル当たり43から63ベクレルを。それは大幅に下回っています、日本の環境への放出基準である1リットル当たり6万ベクレルを。
ニュースで学ぶ現代英語 23/9/11(月)福島第一原発 処理水の海洋放出
福島第一原発から処理水放出を開始
Treated water release from Fukushima Daiichi begins
2023年8月24日のニュース

東京電力の英語の社名が、Tokyo Electric Power Company
release「放出する」、releaseは固定されていたり閉じ込められていたりした物や人を解放する動作
目的語が hostage「人質」なら「釈放する」、video「映像」なら「公開する」、report「報告書」なら「公表する、発表する」、energy「エネルギー」なら「放出する」
dilute「薄める、希釈する」、「効力を弱める」 例えば
The effectiveness of the monetary policy has been diluted.「その金融政策の効果は弱められた」
reat「処理する」。高い濃度の放射性物質を含む汚染水をさまざまな設備で浄化し、トリチウム以外の放射性物質を取り除くための処理をしたものが treated water「処理水」
decommission「(原子力発電所を)廃炉にする、(艦船、戦車、航空機などを)退役させる」
comission 「任務」で、これにde-が付くと「任務がなくなる、任務を終える」といった意味になるので、ここでの decommission the plant 「原子力発電所を廃炉にする」
devastate「破壊する、荒廃させる」、「(人をひどく)落胆させる、(人の気持ちに大きな)打撃を与える」という意味でも
I was devastated. 「私はがっくりきた」
an earthquake and tsunami「ある地震と津波」は、具体的には12年前に起きた「東日本大震災」を指しています。
「東日本大震災」は、直訳のthe Great East Japan Earthquakeだと大地震(great earthquake)以外の災害が伝わらないため、海外向けの報道では、the 2011 earthquake, tsunami, and nuclear disaster「2011年の地震、津波、原発事故」のように訳されることもよくあります。
confirm「確認する」「完全に、共に」を意味する接頭辞 con- + firm「固める、安定させる」
operator「運営者、経営者」で、the plant’s operator「その(原子力)発電所の運営者」は東京電力
the plant’s operator confirmed (that) the water’s dilution.
dilute「薄める」の名詞形が、dilution「薄めること、希釈(すること)」
句動詞carry outは「実行する、行われる」です。
as planned「計画どおり、予定どおり」
if all goes as planned「もし全てが計画どおりに進めば」

Q1). What did Tokyo Electric Power Company analyze?
A1). The answer is “the concentration of tritium”

TEPCO = Tokyo Electric Power Company「東京電力」
analyze「分析する」、名詞形は analysis「分析」
concentration「集中」という意味もありますが、ここでは「(溶液の)濃度」
tritium「トリチウム」「三重水素」と呼ばれる放射性物質。
宇宙から飛んでくる宇宙線などによって自然界でも生成されるため、大気中の水蒸気や雨水、海水、それに水道水にも含まれ、私たちの体内にも微量のトリチウムが存在しています。
(Tritium is also produced in nature by cosmic rays flying from space, so it is found in water vapor in the atmosphere, rainwater, seawater, and even tap water, and small amounts of tritium also exist in our bodies.)
水素の仲間で、水の一部として存在しているため、水から分離して取り除くことが難しいのが特徴です。専門家は、濃度を管理できていればリスクは低い放射性物質との見解を示しています。
(It is a member of the hydrogen family and exists as part of water, so it is difficult to separate it from water and remove it. Experts have expressed the opinion that it is a radioactive substance that poses low risk as long as its concentration can be controlled.)
becquerel「ベクレル(Bq)」は放射線を出す能力を示す単位。
放射性物質を含む水や食べ物を飲んだり食べたりすることによる被ばくを防ぐために、安全基準の単位としても使われています。放射線を発見したフランスの物理学者Antoine Henri Becquerel(アントワーヌ・アンリ・ベクレル)に由来します。

It found the diluted water contained between 43 and 63 becquerels per liter. That’s far below Japan’s environmental release standards of 60,000 becquerels per liter.
それ(東京電力)は発見(検出)しました、その(処理され)薄められた水は含んでいたと、1リットル当たり43から63ベクレルを。それは大幅に下回っています、日本の環境への放出基準である1リットル当たり6万ベクレルを。

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