ニュースで学ぶ現代英語 23/8/3(木) 英がTPPに正式加入


ブログ記事より抜粋
ニュースで学ぶ現代英語 23/8/3(木) 英がTPPに正式加入
Britain formally approved to join CPTPP trade pact
イギリスがCPTPP貿易協定への加入を正式の認められる
CPTPP = Comprehensive and Progressive Agreement for Trans-Pacific Partnership 「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定」
通称ではTPP「環太平洋パートナーシップ協定」
2023年7月16日のニュース

formally「正式に、公式に」、形容詞形はformal「正式な」
approve「承認する、加入を認める(許可する)」
同じ「認める」でも、「誤りを認める」ならadmit、
「功績を認める」ならrecognize など、
join 人や組織や国の集団、チーム、グループなどに「参加する」
join in 活動やアクティビティに「加わる」という意味で
例えば、Some 1.2 million volunteers joined in the relief efforts.「およそ120万人のボランティアが救援活動に加わった」
trans-Pacific trade agreement「太平洋を横断する貿易協定」、つまり「太平洋を囲む(アジア太平洋地域の)貿易協定」で、CPTPPを分かりやすく表現したもの。
CPTPP = Comprehensive and Progressive Agreement for Trans-Pacific Partnership「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定」の略称で、
通称ではTPP「環太平洋パートナーシップ協定」
アジア太平洋地域の国々で交渉が進められた経済連携協定で、貿易の自由化など広範なルールを定めています。2015年に参加国の大筋合意に至ったTPP(Trans-Pacific Partnership)が基になっていて、離脱を表明したアメリカを除く11か国の間で2018年に発効しました。
current「現行の、現在の」
日本語では交通信号の色を「赤・黄・青」と言いますが、
英語ではred、yellow(イギリス英語ではamber)、green
そこから、the green light「許可、ゴーサイン」という意味で使われ、give the green light to -, 「~に許可を出す」
get the green light「許可をもらう、ゴーサインをもらう」
minister「(国家の)大臣」の形容詞形がministerial「閣僚の」
ministerial-level meeting「閣僚級会議」
ちなみに、「事務(実務)レベルの会議」なら working-level meeting
agreementは「協定」で、ニュースの見出しと後ろのセンテンスで使われている pact「協定、条約」の類語
forward-looking「未来志向の」
bloc 政治・経済などの利害が一致する国々で構成する集団
例えば冷戦中は、Eastern bloc「東側ブロック、東欧(共産)圏」、Western bloc「西側ブロック」といった分け方
proof 名詞で「証拠」、proof that …に主語+動詞を続けて「~が~であること(~が~したこと)の証拠」
類語のevidenceでも同じ使い方ができます。
doors are open for -, 「~のためにドアは開かれている、門戸は開かれている」
なお、(be) open for business、「(お店などが)営業中、営業を開始している」
accession「(国際機関への)加入、加盟」
動詞 widen「広げる」
形容詞wide「広い」+ 「~の状態にする(なる)」を意味する接尾辞-enを付けてできた動詞
形容詞+-enでできている動詞はほかにも、soften「和らぐ、柔らかくする」や tighten「引き締める、引き締まる」
sphere「領域、範囲」
the combined population イギリスを含めた12の参加国の合計の人口
represent 日本語にしにくいのですが、「~に相当する、表す、意味する」
trillion「兆」
(be) in negotiations「交渉中で」
following -, 「~の後、~の結果として、~を受けて」
単に「~に引き続いて」という時間的な関係を言うだけではなく、followingに続く事柄が原因であることを示唆することがあります。ここでの場合も、EU離脱が、イギリスがTPP加入の交渉を始めたきっかけであることを示唆しているわけです。イギリスは2020年1月31日にEUから離脱しました。

Okay, let’s listen to the news again.

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